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行うことである。
というのも、当所では、講義(英彦山の歴史と自然、社会人としての心得、社会教育関係団体の在り方等)、キャンプファイアー、星座観察、クラフト、キャンドルの集い等々の指導依頼が多い。
先にも述べたように、その指導依頼に誰でもが、即対応できるよう新任専門職員のいち早い一人立ちが必要なのである。
イ その他実施実例
?@「活動プログラムの開発」(福永社会教育主事)
(福岡県青少年教育施設職員研修の発表から)
・開発プログラム名;グリーンアドベンチャー
・従来の単なる植物散策のプログラム内容を五感(見る、聞く、触る、臭う、味わう)を通して植物を理解していく活動に深化させたプログラム開発。
?Aボランティアについて(北村社会教育主事)
・福岡県教育行政の目標と主要課題
・ボランティアの性格とは
・「学習ボランティア」(県立三施設ボランティアの呼称)とは
・当所ボランティア「やまびこ」とは
?B外部講師招へい研修
期日平成8年7月12日
講師福岡県立田川商業高等学校
校長安積龍生氏演題「これからの同和問題」期日平成9年2月17日講師福岡県添田保健所主任技師大地史俊氏
演題「食中毒の防止について」
期日平成9年2月18日
講師国立阿蘇青年の家
主任専門職員堀秀行氏
演題「青年の家に勤務して」
?C研修者と一体となった防火訓練
期日平成8年10月1日
講師地元添田町消防署職員
※入所団体の参加を得ての共同訓練を行う。
以上の研修には、総務課・研修課職員だけでなく、研修プログラムによっては、食堂関係・清掃関係職員にも参加を要請して研修を行っている。
(4)個人・グループ別課題研究
上記の研修の他、社会教育主事を中心に、その年、特に重要と思われる懸案事項については、個別又はグループで研究・協議し、今後の方策を明確にするようにしている。
平成8年度の個人研究の内容については、次の通りである。

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■おわりに
以上、当青年の家の研修について述べてきた。要は、施設職員の資質向上を図り、その成果を利用者のニーズや各種主催事業にいかに生かすかが重要なのである。
青年の家の在り方が問われている今日、現代の青年が求めているものは何かについて今後さらに研鎖していきたい。

 

 

 

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